プロセッサの性能向上と高速演算用GPUの進化により、スマートフォンや消費者向けPCでも3Dコンテンツを楽しめるようになった。そうなると、自分でも3Dコンテンツを制作したくなるが、マウスなど2D操作を想定したポインティングデバイスは使いにくい。
そこで、手軽に使える3Dポインティングデバイス「Kodama 3DGo」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
3DGoは、立体的な操作を実行するための3Dマウス。Bluetooth Low Energy(BLE)対応のWindows搭載PCやMac、AndroidまたはiOSベースのスマートフォンやタブレットと接続して使う。マウス本体である3DGoをドック「HoloDock」上で動かすと、その動きを3D空間に反映させられる。
3種類のサンプルアプリが用意されており、入手してすぐに3DGoによる3D操作が体験できる。例えば、3D構造制作アプリ「Build Go」から3Dデータを「Minecraft」へエクスポートしたり、ボクセル(3Dピクセル)描画アプリ「Crayon 3D」で3Dアートを描いたりすることが可能だ。
また、SDKを利用すると、さまざまなアプリやゲームを3DGoに対応させられるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月6日まで。目標金額の2万ポンド(約295万円)に対し、記事執筆時点(日本時間6月13日12時)で約3800ポンド(約56万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと23日ある。
3DGoの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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