ウェスタンデジタル、第2世代の「Black 3D NVMe SSD」--2TバイトのポータブルSSDも

 ウエスタンデジタルコーポレーションは、5月18日よりPCゲームシステム向けの高性能SSD「Western Digital Black 3D NVMe SSD」を発売する。容量と市場想定価格は、250Gバイトが1万4000円前後、500Gバイトが2万6000円前後、1Tバイトが4万8000円前後。

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 本製品は、独自のSSDアーキテクチャーとコントローラを搭載し、最先端の性能、低消費電力、高耐久性を備えたM.2フォームファクタ(M.2 2280)の高性能SSD。インターフェースは、PCIe Gen3 8 Gb/s、最大4レーン。

 シーケンシャル読み取り速度は最大3400Mバイト/秒(1Tバイト/500Gバイトモデル)で、書き込み速度は最大2800Mバイト/秒(1Tバイトモデル)。さらには、ランダムリードで最大50万IOPS(1Tバイトモデル)の高スループットにより、マルチスレッド・アプリケーションやデータ集約型マルチタスク環境にも適する。

 2017年モデルに続く第2世代となるWestern Digital Black 3D NVMe SSDは、ウェスタンデジタルがコントローラからNADNまで自社で一貫して手がけた初の製品だ。Western DigitalがSanDiskを買収したことで可能になったという。

 これにより、ただスピードが上がっただけではない。自社ですべてを設計・開発したことで演算処理などを効率化でき、発熱や電力消費を抑えられたという。ウェスタンデジタルといえばHDDが強いが、高パフォーマンスが求められるSSDに対しても強力な選択肢として加えてもらえる製品だとしている。

2Tバイトモデルも登場「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」

 また同社では、高速ストレージの新製品として、「サンディスク エクストリーム ポータブルSSD」を発表。250Gバイトから2Tバイトの4モデルをラインアップする。市場想定価格は、250Gバイトが1万6000円前後、500Gバイトが2万8000円前後、1Tバイトが4万7000円前後、2Tバイトが8万8000円前後。5月25日より順次発売する。

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 サンディスク エクストリーム ポータブルSSDは、カメラマンやビデオグラファーなどのクリエーター、週末の写真撮影を楽しむカメラ愛好家、画像編集を行うユーザー向けにデザインされており、外出先でも大容量ファイルを取り扱えるスピード(読み取り速度は、最大550Mバイト/秒)と携帯性(外形寸法幅49.55mm×高さ96.20mm×奥行8.85mm、重量38.9g)を兼ね備えたポータブルSSD。また、保護等級としてIP55の防塵・防滴性能を備える。

 WindowsとMacの両方に対応するように設計され、USB 3.1 Type-C コネクタを装備しているほか、USB Type-C - Type-CケーブルとType-C - Type-Aアダプタを付属しており、現世代、次世代、そして旧世代のPCとMacに対応可能。

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