ハイパーコンバージド型セカンダリストレージシステムを提供するCohesityは、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが率いる資金調達ラウンドで2億5000万ドル(約280億円)を調達したと発表した。
このシリーズD資金調達ラウンドにより、Cohesityがこれまでに調達した資金は総額4億1000万ドル(約450億円)に達した。Cisco InvestmentsやHewlett Packard Enterprise(HPE)なども今回のラウンドで投資している。
Cohesityは、大規模クラウドプロバイダーによって提供される、さまざまな規模とアーキテクチャを持つパブリッククラウドとプライベートクラウドの橋渡しを目的としたセカンダリストレージを主に手掛けている。Cohesityは、サイロ化しているデータのバックアップを橋渡しするために、保護、クラウド統合、仮想マシンのためのプラットフォームを提供している。ユースケースとしては、「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」「Google Cloud」との連携のほか、スケールアウトストレージ、バックアップ、コンプライアンスなどがある。
同社は、この半年間で200を超える新規法人顧客を獲得し、世界的な事業拡大を計画している。HPEは、Cohesityのプラットフォームを基盤とするスイートを提供している。
Cohesityの最高経営責任者(CEO)を務めるのは、Nutanixの共同創業者でもあるMohit Aron氏。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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