日本アドバタイザーズ協会(JAA)、日本広告業協会(JAAA)、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は6月8日、海賊版サイトに対する広告出稿への対応策強化について、連名で声明を発表した。
3団体による海賊版サイトへの対策では、定期的に情報を共有する協議の場を設け、実質的な対応策の強化に向けて議論する。また、コンテンツ海外流通促進機構から悪質な著作権侵害サイトなどのリストが提供されることを受け、このリストの活用も進める。
3団体は、近年のインターネット広告の出稿・配信について、効率化・自動化が進んでおり、広告取引に違法・不当サイトが紛れ込むリスクを指摘。これまでも課題認識を共有し、対応策を進めてきたという。
海賊版サイトに対しては、4月に政府がブロッキング案を発表するなど、各分野で対応が進められてきた。3団体は、広告が出稿主の意に反して違法サイトに掲載されたり、広告費が不正な第三者へと渡ることを防ぐため、様々な対策を協議するとしている。
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