Lyftが準備を進める新アプリは、交通移動をもっと合理化しようと、「Googleマップ」とUberからヒントをもらって作られているように感じられる。
同社は、新しいアプリ(リリースは7月末以降)で目指すものをサイト上で発表し、新たな流れと機能について説明した。さまざまな配車オプションについて、料金と時間の比較機能を改善してGoogleマップ風に表示する。また、頻繁に利用する乗車タイプと行き先については、1回のタップで配車を予約できるようにする。
同社のライドシェアサービス「Lyft Line」は新サービスの「Lyft Shared」に組み込まれる予定だが、その詳細は分からない。アプリの中でこの新サービスを目立たせて自社のライドシェアサービスの存在感をアピールする可能性もあるが、予定されている公共交通機関との連携の1つがLyft Sharedに導入されることも考えられる。
だからといって、新アプリは、Googleマップのように公共交通機関の選択肢を単に表示してくれるものにはならなそうだ。新アプリでは公共交通機関と直接連携し、「深夜サービスを提供したり、ファーストワンマイル/ラストワンマイルの隙間を埋めたり、交通手段のない地域に手を差し伸べたり、オンデマンドの相乗りソリューション」を提供したりすることを目標にするという。つまり、目的地までの道のりの中で公共交通機関を利用できない箇所を把握して、Lyft Sharedならではの移動手段を提示するのだろう。
また混雑した場所を避け、車の乗降ができる場所を教えてくれる機能も備える。ニューヨークのような交通渋滞の激しい地域にはありがたい機能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス