Walmartは、テキストチャットで買い物を依頼することが可能な、有料会員制のコンシェルジュ型ネット通販サービス「Jetblack」の正式提供を開始した。当初、ニューヨーク市のマンハッタン地区およびブルックリン地区を対象とする。
Jetblackは、チャットでの会話を通じ、家庭用品やプレゼントなどを注文して配送してもらえるサービス。主に、買い物に出かけたり、商品をネットで選んだりする時間も惜しいような、子育て中の家庭を想定。2018年の初めより、限定ベータサービスとして試験的に運用していた。
注文の際は、正確な商品名を伝える必要がなく、商品の種類や漠然とした希望をメッセージで送れば具体的な商品が提案される。商品の写真や、商品を見かけたサイトなどのスクリーンショットを送信するだけでも構わない。
注文は365日24時間可能で、送料なしでほとんどの商品が当日中もしくは翌日に配達される。Wal-MartおよびJet.comの取扱商品だけでなく、近隣店舗で購入可能な商品までカバーする。ただし、当面アルコール飲料、傷みやすいもの、処方薬は取り扱わない。
Jetblackは、プレゼント選びにも利用できる。贈り物をしたい人の性別や年齢、好みなどを伝えれば、最適な商品を選んでくれるという。ギフト包装と手書きのギフトカードも、無料で依頼できる。
さらに、商品の返品も可能。テキストメッセージで依頼すれば、無料で引き取ってもらえる。
なお、米CNETの報道によると、Jetblackの会費は月額50ドル。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス