トランプ政権、ZTE制裁緩和へ新条件--経営陣の刷新や罰金など

Abrar Al-Heeti (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2018年05月28日 11時43分

 Donald Trump政権が米議会に対し、中国の携帯電話メーカーZTEの米国における事業を継続させるための新たな条件で合意したと伝えたという。The New York Times(NYT)が米国時間5月25日に報じた。

提供:Wang Zhao/Getty Images
提供:Wang Zhao/Getty Images

 この件に詳しい匿名の情報筋の話としてNYTが報じたところでは、米商務省が調整した条件により、ZTEは、多額の罰金支払い、米国人のコンプライアンス担当者の採用、経営陣の刷新を求められる。商務省はそれと引き替えに、ZTEによる米国製品の購入を禁じた命令を解除する。

 Trump大統領も同日、こうした条件についてツイートした。

 (Chuck)Schumer上院議員とObama政権は、携帯電話会社ZTEを何のセキュリティチェックもなく繁栄させた。私は同社の事業を停止させたうえで、高水準のセキュリティ保証、経営陣と取締役会の刷新、13億ドルの罰金を条件に再開させる。民主党は何もしない……

 商務省の新たな条件を受け入れることにより、ZTEは再び、同社への主要サプライヤーであるQualcommを含む米国企業との取引を許されるようになるだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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