Facebookは米国時間5月17日、不正なアクターが同SNSを使って選挙に干渉することなどを防ぐため、米シンクタンクのアトランティック・カウンシルと提携したことを発表した。
プレスリリースによると、アトランティック・カウンシルのDigital Forensic Research Lab(デジタルフォレンジック研究所)は、Facebookが世界各地の選挙における脅威や偽情報についてリアルタイムの洞察や最新情報を得られるよう協力するという。Facebookのグローバル政策および政府担当ディレクターであるKatie Harbath氏はこれについて、「当社サービスの潜在的な悪用を発見するための『目と耳』の数を増やすことにより、当社システムに存在する隙間をより効果的に見つけ出し、障害を事前に取り除き、世界各地で選挙期間中にFacebookが好ましい役割を果たせるようにするものだ」と説明している。
アトランティック・カウンシルはまた、選挙期間中やその他の特に影響を受けやすい時期に特定の地域を監視したり、リスクについて人々を啓発することなどにも協力する。この提携はFacebookの「民主主義を強化する取り組み」を支援するものだと、アトランティック・カウンシルのプレジデントで最高執行官のFred Kempe氏は述べている。
FacebookのHarbath氏は発表の中で、同社サービスが選挙期間中に悪用されないように大きな投資をしており、それには外部の専門家との提携も含まれるとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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