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忘れ物を防ぐスマートな壁掛けデバイス「MagHive」--Qi充電やNFCタグに対応

 慌てていると、鍵やスマートフォン、財布などを持たずに出かけて困ることがある。また、週に1回しかないゴミ出しの日を忘れたときのショックは大きい。

 そこで、忘れ物を防いだり、大切な予定を思い出させたりしてくれるスマートデバイス「MagHive」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


忘れ物を防ぎ、予定を思い出させてくれるスマートデバイス(出典:Kickstarter)

 MagHiveは、Qi充電台やNFC通信機を内蔵するモジュールなどで構成される忘れ物防止ガジェット。各モジュールは6角形をしており、必要なだけ接続して増やせる。Bluetoothで通信するため特別な配線は必要なく、モジュールを離して別の場所に設置することも可能。鍵やスマートフォンといった大切な物を必ずMagHiveに置くよう習慣づけることで、忘れ物をしにくくできる。

置き場所を決めて忘れ物を防ぐ(出典:Kickstarter)
置き場所を決めて忘れ物を防ぐ(出典:Kickstarter)

 情報表示用の「Display Module」、ワイヤレス充電用の「Magnetic Qi Module」、NFCリーダー内蔵の「Magnetic NFC Module」というモジュールに加え、キーホルダーや財布と一緒にしておく「MagTag」「MagCard」を組み合わせて利用する。設定や管理は、スマートフォン用アプリ「MagMemo」を使う。


3種類のモジュールで構成(出典:Kickstarter)
モジュールは必要なだけ接続できる(出典:Kickstarter)
モジュールは必要なだけ接続できる(出典:Kickstarter)

 Display Moduleは5インチ画面を備え、外出時にテキストや音声でさまざまな情報を伝える。MagMemoや「Google Calendar」「iCal」「Outlook」と連携し、その日のスケジュールや処理すべきことを教えてくれたり、天気予報に合わせたアドバイスをしてくれたりする。

 Magnetic NFC Moduleは磁石を内蔵しており、鍵などの金属を吸着する。大切な物の置き場所になると同時に、外出や帰宅のタイミングを知るセンサとしても機能。MagTagやMagCardと通信し、鍵などが持ち出されたり置かれたりしたことを検知して、Display Moduleの情報表示トリガーとする。さらに、赤外線(IR)センサと圧電センサも搭載し、人の動きも検知できる。


家族の見守りも(出典:Kickstarter)

3つのセンサで人の動きを検知(出典:Kickstarter)

 Magnetic QI Moduleは、Qi対応のスマートフォンなどにワイヤレス充電するためのモジュール。Magnetic NFC Moduleと同じく磁石を内蔵しており、壁にMagHiveを取り付け、磁力で吸着するタイプのケースなどを使えば、スマートフォンを壁に貼り付けた状態で充電できる。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月9日まで。記事執筆時点(日本時間5月14日15時)でキャンペーン期間は55日残っているが、すでに目標金額1万5000カナダドル(約128万円)を上回る約2万2000カナダドル(約188万円)の資金を集めている。

MagHiveの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)

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