ブイキューブロボティクスは5月10日、NTTデータと提携したと発表した。同社の自動運用システムのドローンソリューションと、NTTデータが提供する複数の機種・機体を遠隔地から同時に制御可能なドローン運航管理用ソフトウェアパッケージ「airpalette UTM」との相互利用に関する開発を進める。
また、複数のドローンを同時に自動運用し、設備点検・災害対策・警備監視などに活用するためのシステム開発を進めるほか、ドローン関連案件の共同提案・販売強化を進めるという。
ブイキューブロボティクスは、ドローンを中心としたロボティクス技術と先進技術を組み合わせた業務用ソリューション事業を展開。「自動化・汎用化」をテーマに、設備点検・災害対策・警備監視の3領域でサービス開発と実証実験を重ねている。
高い専門性が必要とされていたドローンの業務運用を簡易化し、あらゆる作業を自動化できるサービスの提供を実現すべく取り組んでいるが、複数のドローンを自動運用するにあたっては、管制システムの整備が必須となることから、NTTデータが提供するairpalette UTMを利用することになったと説明する。
一方で同社は、これまで自社サービス向けに開発してきた複数機種/機体のドローン自動運用技術をNTTデータに提供することで、airpalette UTMの機能強化をサポートする。また、ドローンの業務運用に際して空域管制を必要とする顧客に対し、NTTデータと共同で提案できる体制を整えるという。
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