NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンは5月7日、社長交代を発表した。5月16日付けで、デビット・ベネット(David Bennett)氏がLenovo Groupグローバルのバイスプレジデント兼レノボ・ジャパンの代表取締役社長およびNECPCの代表取締役執行役員社長に就任する。
ベネット氏は、カナダ出身の1979年生まれ。これまでに複数の地域で事業責任者としてのポジションを経験している。直近ではAMDのコーポレートバイスプレジデント兼OEMアカウント担当ゼネラルマネージャーを務めていた。カナダトロント大学大学院を卒業後、早稲田大学にて日本語を習得、学習院女子大学大学院にて日本古典文学を学ぶなど、日本語も堪能な人物だ。
現職の留目真伸氏は、「新たなキャリアを社外に求めるため退任する」という。ただし、6月末まではエグゼクティブアドバイザーとして経営をサポートする。留目氏は、2006年にレノボ・ジャパンに入社。2015年4月から約3年間、レノボ・ジャパン代表取締役社長 兼 NEC PCの代表取締役執行役員社長を務めたことになる。
今回の件についてレノボのアジア太平洋地区地域担当プレジデントのKen Wong氏は、「日本はレノボのPCおよびスマートデバイス事業とって重要なマーケットであり、レノボはここで7年にわたりナンバーワンのポジションを堅持してきた。デビットは日本市場に対する深い理解に基づく鋭い洞察と新しい知見を当社に持ちこみ、強いリーダーシップで日本の成長を牽引するものと期待している。また、留目氏の過去12年間のレノボに対する多大なる貢献に感謝する」とコメントしている。
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