版権キャラクターでLINEスタンプの制作・販売が可能に--第1弾は「東方Project」

 LINEは4月27日、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、権利者と協働し、人気キャラクターなどを利用したLINEスタンプの制作・販売を許可する「LINE Creators Collaboration」を開始すると発表した。

 コラボレーション第1弾は、同人サークル「上海アリス幻樂団」の「東方Project」。博麗 霊夢、霧雨 魔理沙、チルノ、ルイズ、十六夜 咲夜、フランドール・スカーレットなどの人気キャラクターをLINEクリエイターズスタンプとして作成できるようになった。同社では、今後もコラボレーション先を拡大する予定だ。


 LINE Creators Marketでは、LINEクリエイターズスタンプを作成する際、第三者の知的財産権を侵害したものや、権利の所在が明確でないイラストや画像・写真の使用を審査ガイドラインで不可としている。利用者は独自デザインやオリジナルキャラクターでスタンプを販売する必要がある。

 しかし、「絵は描けるけどオリジナルキャラクターが創れない」「好きなキャラクターを描くことだけは誰にも負けないのに」といった声も多く、さらに表現の幅を拡げるためLINE Creators Collaborationをスタートさせたとしている。

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