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写真共有サービスFlickr、ベライゾン傘下OathがSmugMugに売却--今後はどうなる?

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年04月23日 08時27分
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 SmugMugがFlickrを買収する。SmugMugは、ユーザーが自分の写真を公開して販売できるサービスを提供している。一方のFlickrは、オンライン写真共有サービスのパイオニア的存在で、SmugMugの競合サービスだった。

 Flickrは2005年、米Yahooに買収された。Yahooはその後、InstagramやFacebookなどのソーシャル関連サービスの台頭などに伴って失った栄光を取り戻すべく、最高経営責任者(CEO)だったMarissa Mayer氏の下でサイトの再興を目指した。2017年には、VerizonがYahooを44億8000万ドル買収したが、同社は今回Flickrを売却し、今後の運営はSmugMugに委ねることにしたようだ。

 SmugMugのCEOを務めるDon MacAskill氏は、「両社の統合により、写真家を中心とする世界最大のコミュニティーが構築される」と述べた。

 これに伴って、Flickrのサービスに変更が生じる可能性もある。いずれはYahooのログインシステムから切り離されるという。ただし、Flickrユーザーの要望やニーズを聞かずに物事を進めることはしないという。「ユーザーの要望を聞いてから、作業を進めるつもりだ」とMacAskill氏は述べた。

 運営元が変わることで、Flickrは新たなスタートを切ることになり、Flickrを利用するフォトグラファーは、サイトの再活性化に向けた取り組みを歓迎するかもしれない。しかし根本的には、YahooやVerizonのOathグループが直面したのと同じ課題の多くが、SmugMugの目の前に立ちはだかることになる。つまり、主流のソーシャルネットワークとしてスタートした各種サイトの写真共有機能が、活気あふれる強力な競合勢力となる。

 この買収は、SmugMugの性質に大きな変化をもたらすものだ。同社は、Flickrよりも早い2002年に創設されたが、Flickrのように消費者に支持されるブランドになることはなかったようだ。SmugMugのサービスは、自身の作品を売るためのEコマース技術や、自分のアルバムを公開するウェブサイトを求める人など、プロの写真家や熱心な写真愛好家に訴求した。Flickrは、携帯端末が十分に普及していなかった頃から人気を集め、Flickr APIなどをはじめとする便利な機能を備えて成長した。

 Flickrには、長年愛用するユーザーが多く存在する。ユーザーは特定の写真コミュニティーを対象に写真を公開したり、他のユーザーの写真を閲覧したりしている。また、Flickrサービスの機能は多くが無料で使用できるが、広告がなく特典が得られる有料のプレミアムアカウントを作成しているユーザーも多い。

 買収条件は公表されていない。Yahooにコメントを求めたが、回答は得られていない。買収のニュースは、USA Todayが米国時間4月20日に報じていた。

SmugMug
提供:Screenshot by Stephen Shankland/CNET

次なるInstagramにはならない

 SmugMugは、FlickrをInstagramやSnapchatのようなサービスに変えるつもりはないとMacAskill氏は述べた。

 同氏は、「これらのサービスは既に、独自に非常に素晴らしい事業を確立している」と述べた。FlickrとSmugMugは、長いスパンで注目を集めたいと考える写真愛好家に訴求することを狙っている。「一時的に爆発的な数のいいね!を集めることを求めているのではなく、写真によってメッセージをずっと伝えることに関心があるユーザーを、われわれはこれまで常に対象にしたいと考えてきた」(MacAskill氏)

 SmugMugには、数百万人規模のユーザーを擁し、数十億枚の写真が登録されているという。Flickrの登録ユーザーは約7500万人で、写真は数十億枚にのぼるとMacAskill氏は述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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