Amazonが米国のウェブサイトのみで販売している商品を、世界中のユーザーがより容易に入手できるようになった。
Amazonは米国時間4月17日、新サービス「インターナショナルショッピング」を導入し、その対象となる商品4500万品目以上を、米国外のユーザーがモバイルアプリから検索、購入できるようにした。
同社は世界で事業を展開する大手小売業者だが、これまでは事業を展開する各国で、それぞれ個別にサービスを提供していた。世界中のどこでも利用できるように見えるAmazonだが、主要市場の1つとも言えるオーストラリアでサービスがようやく本格的に提供開始されたのは、2017年12月のことだ。今回の新サービスにより、国境の壁が初めて取り払われるともいえる。
インターナショナルショッピングは、iOS版とAndroid版の「Amazonショッピングアプリ」で利用できると、同社はプレスリリースで述べた。英語、スペイン語、簡体字中国語、ドイツ語、ブラジルポルトガル語の5つの言語で表示でき、25種類の通貨が支払いに使用できるという。
対象となる商品には配送料と輸入税推定額が表示されるので、後で請求書を見てその金額に驚くようなことはない。国際宅配便の面倒な通関手続きなど、国際配送のための手続きはすべてAmazonが処理してくれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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