日本航空(JAL)は4月11日、機内の客室乗務員間のコミュニケーションツールとして、スマートデバイスを活用した業務改善および効率化の実証実験を、4月下旬以降から開始すると発表した。
今回の実証実験では、ソニーモバイルコミュニケーションズによる協力のもと、ワイヤレスオープンイヤーステレオヘッドセット「Xperia Ear Duo」を活用。通信はヘッドセットとワイヤレス接続したスマートフォンをベースに行い、ソニーモバイルから提供される、客室乗務員の業務を想定した専用ソフトウェアを使用する。
これまで客室乗務員間でのコミュニケーションは、固定されたインターフォンを使用するか、口頭で個々に情報共有を行っているが、専用ソフトのグループチャット機能を活用することにより、瞬時に情報共有を図ることが可能。業務効率の改善が期待できるという。また、機内サービス時に客室乗務員の作業性や美観が損なわれないという特徴もあるとしている。
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