LINEのようなコミュニケーションサービス、メール、MMS/SMS、そして今回の「+メッセージ」など、ユーザーのコミュニケーション手段の選択肢は増えている。
KDDI 商品・CS統括本部 商品企画本部 パーソナルサービス企画部 部長の金山由美子氏は、「用途、相手、目的によって使い分けていることも分かっている。Eメールはフォーマルなやりとりや、メルマガを受け取ったりという使い方。+メッセージは、日常の頻繁なやりとりが多くなってくるのではないか」との見解を示した。
+メッセージは、単にユーザー同士のメッセージのやりとりだけでなく、企業からユーザーへのお知らせや各種手続きの手段としても利用できるようにする方針だ。
「今後はお客様と企業との間の関係をサポートする、総合的なプラットフォームに拡張する。企業から広告を送るのではなく、大事なお知らせを届けたり、ユーザー側のニーズ要望を解決したり、ユーザーとの間をとりもつサービスにする。たとえばカスタマーサポートの問い合わせ、各種申し込み、予約確認、お客様と企業の関係、チャットを利用して簡単に手続きできるしくみも提供する。SMSでできることをもっと増やし、進化させることで新たな付加価値を提供し続けたい」(藤間氏)と語った。
なお、Android版の場合、5月以降に発売する機種にはプリインストールする。既存のスマートフォンユーザー向けには、ドコモはウェブサイトでアプリを提供するほか、KDDIは既存のSMSのアプリのバージョンアップで対応。ソフトバンクは、ソフトバンクメールのバージョンアップで提供する。
iOS版は3社ともApp Storeからダウンロードするしくみ。また、各社によって提供する機種やダウンロード、アップデートの方法は異なる。Androidフィーチャーフォンについては、いずれの企業も対応していく方針だ。
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