ソニーは4月10日、ノイズキャンセリングと防滴性能を備えた完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」を含む、3機種のスポーツ向けイヤホンを発表した。いずれも4月28日に発売する。
発表されたのは、WF-SP700N(想定税別価格:2万3000円前後)とネックスタイルの「WI-SP600N」(同:1万9000円前後)、開放型の「WI-SP500」(同:9000円前後)。全機種に防滴性能を備え、汗や雨、水はねを気にせず使えるほか、ブラック、ピンク、イエロー、ホワイトの4色をラインアップする。
WF-SP700Nは、ケーブルレスの左右独立型イヤホン。ソニーによるとノイズキャンセリングと防滴性能(IPX4)を両立した完全ワイヤレスモデルの発売は世界初としている。
ノイズキャンセリングは、内蔵センサで集音したノイズをデジタル化し、DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンで騒音を打ち消す効果のある信号を高精度に生成することでノイズを低減。マイクで周囲の音を取り込むアンビエントサウンド(外音取り込み)モードも備え、周囲の音を自然に取り込むノーマルモードと、人の声を聞き取りやすくするボイスモードを切り替えられる。
専用アプリ「Sony | Headphones Connect」に対応し、ノイズキャンセリングのオン/オフ、アンビエントサウンドモードの切り替え、イコライザの調整が可能。本体左のノイズキャンセリングボタンを2度押すと、あらかじめ設定しておいたノイズキャンセリング/アンビエントサウンドモードとイコライザに瞬時に切り替えられる「クイックサウンドセッティング機能」も装備する。
耳のくぼみに合う形状に改善した「アークサポーター」と重心の位置を工夫することで、スポーツ中でも外れにくい装着感を追求。本体のみで最大約3時間、スクエアタイプの充電ケースに本体を2回分充電できる充電池を内蔵する。
WI-SP600Nは、デジタルノイズキャンセリング、アンビエントサウンド(外音取り込み)モード、防滴性能に対応。6mmのダイナミックドライバを内蔵した密閉型で、最大6時間の長時間再生が可能だ。
WI-SP500は、13.5mmのドーム型ダイナミックドライバを搭載した開放型イヤホン。周囲の環境音を聞き取ることができ、周囲の人とコミュニケーションを取りながらトレーニングするのに最適だ。突起状の滑りにくいイヤーチップを採用し、スポーツ中でも外れにくい高い装着性を確保。最大8時間の使用に対応する。
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