Nokiaは4月6日、ホームオートメーション機能を搭載した高度な睡眠センサ「Nokia Sleep」の先行予約受付を開始し、4月13日より発売すると発表した。店頭予想価格は1万4990円(税込)。
なお、国内代理店のソフトバンクコマース&サービスの協力のもと、Amazon.co.jp、SoftBank SELECTIONオンラインショップ、二子玉川蔦屋家電にて順次展開するという。
同製品は、マットレスの下に敷いて利用。睡眠サイクルや心拍、いびきなど、睡眠を網羅的に記録でき、睡眠の質とパターンを分析できるのが特徴となる。また、Health Mateアプリ(iOS/Android対応)と同期すると、利用者は自身の睡眠の質を表す「Sleep Score」を確認でき、より回復に向けた睡眠のアドバイスをみられる。
さらには、ホームオートメーションプラットフォーム「IFTTT」と併用することで、照明やサーモスタットなどのさまざまなスマートホーム製品を制御できるようになる。例えば、利用者がベッドに入ったことを認識すると自動的に照明を暗くするといった制御が可能となる。
同社では、睡眠と健康の関係性をより理解できるように、毎日7〜8時間の睡眠を取っている利用者と7時間以下の利用者のデータを比べた。その結果、7〜8時間の睡眠を取っている利用者がより健康な生活を維持していたという。また、12カ国の利用者データを比較した結果、日本の利用者は平均睡眠時間が6時間26分とグローバルの平均より46分も少なかった。
睡眠を十分取ることが健康を管理するための最も強い武器のひとつであるものの、忙しい毎日がそれを妨げる要素となっている。同社では、睡眠に特化したコーチングプログラムを同製品とHealth Mateアプリを連携することによって受けられるとしており、「スリープマスター」というプログラムでは、8週間に渡って利用者の睡眠サイクルを分析。平日と週末の差を縮めることなどより、安定した睡眠の取り方を教えるプログラムになっているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果