ViRDは4月5日、スマートフォンに表示されるキャラクタに顔の動きをリアルタイムに適用するアプリ「パペ文字」をリリースしたと発表した。iPhone Xに対応する。
パペ文字は、iPhone Xのフェイストラッキング(表情追跡)を利用することで、利用者の表情をバーチャルのキャラクターに反映し、豊かな表情表現が実現。また、顔、背景、声を変えることで匿名性のある動画を撮影できる。これにより、バーチャルYoutuberのような動画を、YoutubeやMirrativなどの動画配信サービスにLIVE配信可能だ。
なお、フェイストラッキング機能を使用するため、全身を映してのキャラクター動作には対応しない。そのため、バーチャルキャラクタの手などの動きは、タッチパネル上でのパペット操作で手の位置を動かしたり、手をにぎったりすることも可能だ。
また、ボイスチェンジ機能や背景を隠すことで、現実の姿を隠して動画を撮影できるほか、通常の3Dモデルに加え、Live2Dの協力によりLive2D Euclidのモデルの表示にも対応する。同社によると、現在のところオリジナルモデルの追加および、限定公開は個別対応になるとしている。
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