自転車シェアリングに対する一般的な認識は、最近街でよく見かける、蛍光色の車体の自転車を提供しているサービス、という程度かもしれない。しかし、中国では一大産業だ。
中国でYelpのようなローカルビジネスレビューサービスを展開する美団点評(Meituan-Dianping)が、27億ドル(約2900億円)を投じて摩拝単車(Mobike)を買収すると、South China Morning Postが現地時間4月4日付で報じた。
Mobikeは、2016年に中国でサービスを開始し、今では全世界の180を超える都市に700万台以上の自転車を展開する世界最大級の自転車シェアリングサービス運営企業だ。中国での市場シェアは70%以上に達し、企業価値が10億ドルを超えるユニコーン企業の座を維持している。2017年には国際展開を開始し、同年3月にMobikeのオレンジ色の2輪自転車がシンガポールに上陸した。その最大のライバルは、2014年に設立の北京を拠点とする自転車シェアリングサービス「ofo」だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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