Voicebotは、米国成人消費者による音声対応スマートアシスタントの利用状況を調査し、その結果を発表(その1、その2)した。それによると、スマートスピーカ所有者の3分の2弱が1日に1回はアシスタント機能を利用しているという。
所有者のスマートスピーカ利用頻度は以下のとおり。平均すると、1日に2.79回使うとの結果が得られた。
一方、スマートフォン上の音声アシスタント機能を使う人の割合は、スマートフォン所有者の52%あった。スマートフォンとスマートスピーカを重複して持っている人の存在などを考慮すると、米国では成人消費者の41.4%がスマートフォンで、19.7%がスマートスピーカで音声対応アシスタント機能を使っていることになる。
ただし、スマートフォンでアシスタント機能を使う頻度は、平均で1日0.33回しかない。Voicebotは、スマートスピーカが主にアシスタント機能を使うためのデバイスなのに対し、スマートフォンが汎用デバイスであるため、このような大差が生じたと分析した。
また、スマートフォン用アシスタント機能の利用シェアを種類別にみると、Appleの「Siri」が48.4%でもっとも多く、2位が「Google Assistant」の28.7%、3位が「Amazon Alexa」の10.1%だった。
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