Amazonの広報担当者は米国時間4月2日、音声アシスタント「Alexa」の米国版から「Amazon Pay」を利用して、48の非営利団体に音声で寄付ができるようになったと発表した。Alexaを搭載した「Amazon Echo」スピーカに、「Alexa、米国がん協会に10ドル寄付して」または「Alexa、寄付して」などと言えばいい。
「これは始まりに過ぎない。(寄付対象の)リストは増え続ける」とAmazonの担当者は述べている。
この新機能は、音声アシスタントを通じてお金を使うハードルを下げる効果があるかもしれない。これまでのところ、音声ショッピングはユーザーがAlexa搭載機器を利用する活動の中ではまだ順位が低い。Amazonはその強化に取り組んでいる。
さらに寄付への対応は、Amazonが音声を使った友人や家族への送金機能を提供する最初の一歩かもしれない。Googleは3月に米国で「Googleアシスタント」で個人間送金に対応している。
「Alexa Donations」の非営利団体リストには、セントジュード小児研究病院のような米国の著名な全国的組織が多く含まれている。
2日の時点で、Alexaでは5〜5000ドルの寄付が可能となっていた。寄付をすると氏名や住所、電子メールアドレスが寄付先の団体に通知される旨が説明される。寄付を本当に行うかどうかをAlexaは繰り返し確認してくるが、4桁の音声ショッピングコードを設定して、誤った送金を防ぐこともできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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