レアジョブは3月26日、同社が運営するオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」の新機能として、「レッスンルーム」の提供を開始すると発表した。まずは、中学・高校生コース内で提供を開始し、順次ほかのコースにも導入する予定。
レッスンルームは、ウェブブラウザやスマートフォン・タブレット向けのアプリ内でレッスンが受けられる独自の受講システム。ウェブブラウザ上で音声や映像などをリアルタイムにやり取りするための通信規格「WebRTC技術」を採用することで、Skypeなどの通信ソフトを使わずにレッスンが受講できるようになった。「レッスンルームで受講」を選択して予約すると利用できるようになる。
レッスンルームでは、講師の映像やチャット、教材が一画面上に表示されるため、従来のようにウェブブラウザと通信ソフトを行き来する複雑な操作が必要なく、集中して受講できるとしている。また「映像モード」と「教材モード」の表示切替機能により、教材を使ったレッスンや、講師の画面を大きくして口元を見ながら発音する際の練習などにも対応するという。
このほか、付属機能である「チャットで使えるフレーズ」を使えば、オンライン英会話レッスンでよくある、困ったシーンで講師に使えるフレーズをワンクリックでチャットに引用できるという。
なお、講師とレッスン中にやり取りしたチャットの内容は、いつでもレアジョブ英会話のサイトから確認可能。データはレッスンごとに自動保存されるため、講師からレッスン中に送られたフレーズや単語などを簡単に探し出すことができ、レッスン後の効率的な復習に役立てられるとしている。
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