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ANAグループが描く超スマート社会実現の取り組み--瞬間移動手段「AVATAR」とは

飯塚 直 坂本純子 (編集部)2018年03月13日 17時50分
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 ANAは3月13日、Society 5.0(超スマート社会)の実現に向けた取り組みとして「ANA AVATAR VISION」を始動すると発表した。2018-2022年度グループ中期経営戦略において、「AVATAR」事業を発表。

ANA AVATAR VISIONの概念図
ANA AVATAR VISIONの概念図

 ANA AVATARは、ANAグループが描く瞬間移動手段。さまざまな理由で実際にその場に行くことが困難な状況において、力を発揮するとしており、例えば災害の現場における救助や医療機関の整備が進んでいない地域における治療ほか、地理的・財政的な制約などによって十分な教育が受けられていない人への教育機会の提供なども可能だとしている。

 ANAは、2016年10月にXPRIZE財団が主催する国際賞金レースにおいて、「ANA AVATAR XPRIZE」を提案。日本企業として初めて賞金レース(2018年3月12日開始)のテーマに採用されている。

 ANAでは、ANA AVATARを実現させるため、ロボティックス・VR・AR・センサ・通信・ハプティックス(触覚)技術など、さまざまなエクスポネンシャル・テクノロジ(指数関数的に急成長している技術)が必要だとしているが、現時点ではそれぞれの技術が個別に開発が進んでおり、これらの技術を融合し実用化させるには数十年を要すると予想。

 国際賞金レース「ANA AVATAR X PRIZE」の開催により世界的な関心を引き付け、より早く実用化させたいと考えているという。

 また、これら全体の取り組みを「ANA AVATAR VISION」と位置付ける。ANA AVATAR VISIONは、ANA AVATARの基礎技術を集約・発展させ、ANA AVATARで人々を繋ぎ、世界をより良くすべくイノベーションを加速させて いくことを目的としており、ANA AVATARクラウドファンディングなどを活用して、既存のANA AVATAR関連技術を用いたサービス企画やムーブメントを形成する。

 現時点ではANA AVATAR VISIONの参加パートナーとして、大分県、広島県、JAXA、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、広島平和記念資料館、沖縄美ら海水族館/沖縄美ら島財団、金沢工業大学、シマノ、日本空港ビルデング/Haneda Robotics Lab、TechShop Japan/富士通、ADDIXらの名前が挙がっている。

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