これに伴い金沢工業大学は3月13日、これまでに取り組んできたSDGs教育を発展させるため、全日本空輸(ANA)と「ANA AVATAR」を用いたSDGs(国連加盟193国が達成を目指す持続可能な開発目標)教育の実証実験に関する連携のための覚書を締結したと発表した。
今後、ANA AVATARを用いた授業の実施やフィールドワークの推進、社会実装型研究の推進やシンポジウムの開催などを実施するという。
大分県では、世界初のANA AVATARテストフィールドとして、宇宙開発・農林水産業・観光・教育・ 医療など、さまざまな分野で実証実験を実施していく。代表的な取り組みとして、JAXAを含む産官学と連携し、ANA AVATARによる月面施設の遠隔建設などの地上実証を実施し、宇宙開発・利用を推進する。
将来は、「ANA AVATAR XPRIZE」を主体として、マルチタスクで高度なANA AVATAR技術を開発。既存の技術にアイデアを加えながら、ANAグループでのサービス化を検討するという。
金沢工業大学は、ANA AVATARを用いた授業の実施、フィールドワークの推進、社会実装型研究の推進、シンポジウムの開催などを実施する。このような教育・研究を通じて、SDGs時代を担う学生が日本中・世界中で社会課題の解決に取り組む人々、課題を抱えている人々と直接協働する機会を創出する。
そして、学生が問題発見・解決能力を飛躍的に高めることができるかどうかの検証を進めるという。
また、SDGs推進における日本を代表する大学機関として、SDGsの達成に貢献するさまざまな組織と共に、国内の地域活性化と地球規模課題の解決を両立する次世代のグローバルリーダーを輩出するための新たな教育の在り方を追求するとしている。
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