「Alexa」に複数の事柄を質問したり命令したりしたい時には、同デジタルアシスタントを起動するために、要望ごとに何度も「Alexa」と呼びかけなければならなかった。今回、Amazonが「Follow-Up Mode」と呼ばれる新機能を米国版に導入し、より自然な操作が可能になった。
Follow-Up Modeを有効にすると、Alexaはユーザーへの応答を完了した後も、5秒間待機する。その間は、呼びかけ不要で別の要望を出すことが可能だ。その5秒間はAlexa端末の青いLEDリングが発光して、待機状態にあることを伝える。さらに頼みたいことがある場合、最初に「Alexa」と呼びかける必要はなく、ただ依頼事項を伝えればいい。ユーザーが何も言わなければ、Alexaは無言で自動的にスリープ状態に戻る。
ただし、これはAlexaが複数の命令を一度に処理できるということではない。例えば、「Alexa、電気を消してサーモスタットを(華氏)68度に設定して」と命令することはできない。これらの命令を、別個のものとして続けて伝えることができるということだ。例として、以下のような会話が考えられる。
ユーザー:「Alexa、電気を消して」
Alexa:「分かりました」(待機を継続)
ユーザー:「サーモスタットを68度に設定して」
Alexa:「分かりました。室温を68度に設定しました」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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