Facebookは、Major League Baseball(MLB)と契約を結び、今シーズンの25試合をFacebookで独占配信すると発表した。米国の主要スポーツリーグの試合で、テレビや他の媒体で中継されないコンテンツの権利をFacebookが獲得するのは、今回が初めてだ。
Facebookは週に1試合を配信する。配信されるのはすべて昼間の試合で、第1弾は米国時間4月4日に行われるPhiladelphia PhilliesとNew York Metsとの対戦だ。Facebookの動画サービス「Watch」で視聴できるようになる。Watchは同社が米国で提供している動画プラットフォームで、友達が視聴しているコンテンツをもとに番組を発見したり、番組再生中にほかの視聴者と会話したりできる。
Facebookでスポーツのグローバル提携業務を率いるDan Reed氏は、次のように述べている。「コミュニティと会話は、野球とFacebookの両方の中核を成すものだ。MLB Networkの革新的な配信は、試合の双方向でソーシャルな要素を世界中のファンにライブで届けることになる」
Facebookはまた、ハイライト集と、MLBの30チームそれぞれの週間ダイジェストを配信する権利も獲得する。Facebookは昨シーズンに20試合を配信したが、それらは独占配信ではなかった。
この数年間、Facebookはスポーツ関連コンテンツの強化に努めている。同社はプロのサッカーやクリケットの試合も配信してきた。Facebookは以前、National Football League(NFL)の試合中継権に入札したこともあるが(2017年にはAmazon.comがその契約を獲得した)、2018年には入札していない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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