BlackBerryは、Facebookからの友達リクエストを待つことに疲れたようだ。それで同社を提訴したのかもしれない。
BlackBerryは、世界最大手のソーシャルネットワークであるFacebookを特許侵害でロサンゼルスの裁判所に提訴した。かつては大手スマートフォンメーカーだったBlackBerryは、カナダを拠点にビジネスソフトウェアを提供している。
米国時間3月6日に提出した訴状は、Facebookと、同社傘下の写真共有アプリ企業Instagramおよびメッセージサービス企業WhatsAppを提訴するものだと、BlackBerryは声明で述べた。BlackBerryによると、Facebookとの「数年間の対話」を経て今回の提訴に至ったという。
「サイバーセキュリティと組み込みソフトウェアのリーダーとしてBlackBerryは、Facebook、Instagram、WhatsAppについて、安全に接続された未来に向けた当社の取り組みにおいて素晴らしいパートナーになり得ると考えており、その扉はこれからも開いた状態にしておきたい」とBlackBerryは述べた。
しかしFacebookに、その扉をたたく気はなさそうだ。
「Blackberryの訴状には、悲しいことに同社のメッセージング事業の現状が表れている」とFacebookの次席法務顧問を務めるPaul Grewal氏は述べ、「イノベーションを進める努力を放棄したBlackberryは今、他社のイノベーションを非難しようとしている。われわれは受けて立つつもりだ」とした。
今回の提訴については、Reutersが最初に報じていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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