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「治療アプリ」のキュア・アップ、総額約15億円の第三者割当増資を実施

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 キュア・アップは2月26日、既存投資家であるBeyond Next Ventures、慶應イノベーション・イニシアティブに加え、伊藤忠商事、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、CYBERDYNE、第一生命保険 、三菱UFJキャピタル、いわぎん事業創造キャピタル、セゾン・ベンチャーズ、ちばぎんキャピタル、みずほキャピタルを引受先とする総額15億円の第三者割当増資を実施すると発表した。


 同社は、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器の研究開発から製造まで行うMedTechベンチャー。モバイルテクノロジの進化を適用した新しい医療の形として、従来より高い治療効果を実現する個別最適化された医療の実現を目指している。

 また、アプリが病気を治療する効果を持つ日本初の医療サービスを実現するため、疾患治療用プログラム医療機器として「治療アプリ」の研究開発に取り組んでいる。

 具体的には、これまで介入の難しかった患者の意識・習慣や時間帯(院外、在宅・外出時など)も含め、幅広い生活に医療用アプリ「治療アプリ」を通して治療介入し、患者の状態に応じた、適時適切なフォローを行う仕組みの構築を予定している。

 治療アプリでは、患者ごとの日々の治療経過を基に、医学的知見とエビデンスをベースとしたアプリが解析・ガイダンスを行うことにより、新しい治療効果を生み出すことを狙っているという。意識・行動の変容から習慣レベルの改善を促すことで、疾病の改善にも資する可能性を持っていることから、国内ではいち早く臨床試験を開始。現在治験中であるほか、複数の疾病への開発も開始している。

 同社では、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定だという。

 今回の増資は、日本社会における医療・介護へのICTやAIなどの利活用に対する議論が進展する中、国家が目指している将来像と同社の事業との親和性、民間法人向け事業や海外展開の可能性などが評価され実施に至ったという。

 今後同社では、同資金により現在治験中の治療アプリであるニコチン依存症治療用アプリについて日本初の薬事承認・保険償還を目指す。

 現在進めている、慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発である「ニコチン依存症治療用アプリ」については、多施設共同臨床試験を2015年2月より開始し、2017年10月治験開始。

 東京大学医学部附属病院との共同研究である「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ」は、2016年10月から臨床研究を進行中だ。さらには、「治療アプリ」開発で蓄積した知見を民間法人での健康増進にも活用できるように、民間法人向け「モバイルヘルスプログラム」も展開する。また、現在提供している「ascure 禁煙プログラム」のほか、生活習慣病やメンタルヘルス対策のプログラムも順次展開する予定だ。

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