Atariが独自のトークンを発行する計画を明らかにし、仮想通貨ベースのカジノプラットフォームを開発する可能性を示唆した。
「Asteroids」「Pac-Man」「Space Invaders」「Pong」など往年のアーケードゲームで一般的に知られるAtariは、仮想通貨によってカジノ業界に新風を吹き込むことができると考えているようだ。
Atariは先週、独自の仮想通貨「Atari Token」を発行する計画を発表した。「エンタテインメント分野のブロックチェーンプラットフォームに関する」ものになるという。
このプロジェクトを前に進めるために、Atariはジブラルタルを拠点とするInfinity Networksの少数株式を取得した。株式取得の条件は現金投資ではなく、Infinity Networksは長期的なライセンス契約の下でAtariブランドを使用することを認められる。
「同社(Infinity Networks)は、任意の形態のデジタルエンターテイメントがアクセス可能な分散型プラットフォームを開発している。つまり、ビデオゲームから映画や音楽にいたるまでを対象とする非常に幅広いサービスだ」とAtariは述べている。「開発中のこのプラットフォームが、仮想通貨Atari Tokenを使って運用される予定だ」(Atari)
Infinity Networksへの投資により、ブロックチェーン技術と仮想通貨の分野に初参入することになるAtariは、その一方で、ゲームプラットフォームを手掛けるPariplayとの提携も拡大した。
AtariとPariplayは2018年内に、「プレーヤーが現金、または現在発行されているほとんどの仮想通貨を賭けることのできる」カジノプラットフォームを提供開始する計画だ。
Atariは仮想通貨が使えるカジノというプロジェクトに向けて、2つ目の仮想通貨「Pong Token」を発行することも計画している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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