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36キーに最大180機能を設定可能なミニキーボード「TouchPad」--Arduinoで改造も

 PCで作業を進めるにあたり、欠かせないデバイスがキーボード。ただし、一般的なキーボードは文字入力を主体にデザインされているため、文字の入力があまり必要ない作業には適していない。

 そこで、各キーの機能を目的に合わせて自由に設定できる小型USBキーボード「TouchPad」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


キーの機能を自由に設定できる小型キーボード(出典:Kickstarter)

 TouchPadは、縦横6個ずつ、合計36個のキーが設けられた外付けUSBミニキーボード。各キーには5つまで機能を割り当てることが可能で、最大180種類もの入力がこれだけで済ませられる。画像編集ソフトや3Dデザイン、CADのほか、プログラミングといった作業で活躍するだろう。

最大180種類もの入力が可能(出典:Kickstarter)
最大180種類もの入力が可能(出典:Kickstarter)

 設置時に占有する面積は約100×93mmで、厚みは少なく、重さも33gしかないので、どこにでも持って行ける。特殊なドライバをインストールせずWindows、Mac、Linuxデバイスで使用できる点も、使い慣れた入力環境を持ち運べてありがたい。


使い慣れた入力環境が持ち運べる(出典:Kickstarter)

 キーへの機能割り当ては、TouchPad本体を実際に押しながら設定するほか、汎用のテキストエディタでも実行可能。各キーの動作を決めるだけでなく、押してから反応するまでの遅延時間や、1回押して機能を繰り返し実行する回数も指定できる。

キートップは簡単に自作できる(出典:Kickstarter)
キートップは簡単に自作できる(出典:Kickstarter)

 さらに、TouchPadはハードウェアプラットフォーム「Arduino」との互換性も備えている。Arduino用の統合開発環境「Arduino IDE」を使ってファームウェアを変更すれば、より多彩なカスタマイズが可能だ。


Arduinoでさらなるカスタマイズが可能(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月12日まで。目標金額の1万5000ポンド(約223万6000円)に対し、記事執筆時点(日本時間2月15日12時)で約6600ポンド(約98万4000円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと25日ある。


TouchPadの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)

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