Facebookは、ユーザーがバイラル動画やニュース記事でニュースフィードをいっぱいにする代わりに、自分自身についてもっと投稿してほしいと考えている。同社は米国時間2月13日、個人的な投稿を促すことを目的とした「Lists」 という新機能の提供を開始した。
Listsはその名のとおり、リストを作成できる機能。会話を盛り上げたり、友人からアドバイスを受けたりすることがその目的だ。例えば、希望の目的地を挙げた番号付きリストや箇条書きリストによって「旅行したい場所」を投稿し、友人の反応や提案を求めることができる。あるいは、白熱した議論が続くことを期待して「スター・ウォーズ映画ランキング」を投稿することができる。
色や絵文字を追加して、投稿を装飾することも可能だ。
Facebookはニュースフィードに大幅な変更を加えている最中であり、今回の動きもその一環だ。Facebookは1月、ニュースやブランドのコンテンツを減らして、友人や家族からの投稿を優先することを明らかにした。また、どの配信元を最も信用するかをユーザーに尋ね、「信用性」によってニュースをランク付けするとも述べた。さらに、国のニュースよりも地元のニュースを優先することを決定した。国のニュースの方が分断を招きやすいためだ。
Facebookは、自社の規模と影響力、そして同社サービスが人々の心理に与え得る影響を認識しつつある。
最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は、Facebookの2018年の目標を概説する1月下旬の投稿で、「2018年の目標は、Facebookを楽しいだけでなく、人々の幸福と社会に対して確実に好影響を与えるものにすることだ」としていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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