小学館、出版コンテンツのデータベース化を支援する新会社--VOYAGE GROUPと設立


「C-POT」のロゴ

 小学館は2月13日、VOYAGE GROUPと共同出資会社「C-POT」を1月11日に設立したと発表した。資本金は2250万円で、出資比率は小学館が70%、VOYAGE GROUPが30%。代表取締役には小学館の相賀信宏氏、取締役には小学館の林正人氏とVOYAGE GROUPの宇佐美進典氏が就く。

 同社では、デジタル化が進む中、フォーマットやビジネスの多様化が進み、コンテンツの持ち方や管理方法が複雑化していると説明。さまざまなコンテンツや権利を一元的に管理し、活用できる仕組みが求められていることから、横断的なコンテンツデータベースを構築し、多様なフォーマットやビジネスに提供可能な形でコンテンツを管理、展開する新会社を設立したとしている。

 新会社では、同社のコンテンツとその権利、コンテンツの作成ノウハウ、さらにVOYAGE GROUPのシステム開発力やマネタイズ、サービス企画力を生かして運営するという。

 まずは、小学館グループ内のデジタルコンテンツのデータベース化を進めており、将来的にはさまざまな出版社のデータベース化も支援し、出版業界におけるコンテンツのデータベース化を模索するとしている。

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