スマートフォンに関する最大の悪夢は本体を落としてスクリーンが割れることだ、と考えているのは、あなただけではない。
スマートフォンメーカー各社は、本体が落下した際にスクリーンが割れるのを防ぐため、化学的に強化された「Gorilla Glass」や飛散防止コーティング、時にはサファイアガラス製スクリーンを使用する。今回、ある企業が、スマートフォンメーカーと協力して、初のダイヤモンドガラス製スマートフォンスクリーンのテストを行っていることを明かした。
ただし、それが登場するのは2019年になる見込みだ。
AKHAN Semiconductorの「Miraj Diamond Glass」は、結晶をランダムに配置するナノ結晶パターンを使用する。この構造が、深いひび割れや下の素材の破損を防ぐ。
Miraj Diamond Glassは人工的に生成したダイヤモンドを使用し、スマートフォンのディスプレイの保護に使われるほかの素材より強力だと同社はうたっている。Gorilla Glassと同様、Miraj Diamond Glassもほかの素材と一緒に使うことが可能で、スクリーンの一番上の層として使用される。
AKHANの最高経営責任者(CEO)を務めるAdam Khan氏は2017年、Miraj Diamond Glassを搭載する最初のデバイスが2017年中に登場することを約束したが、それは実現しなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力