「CNET Japan」を運営する朝日インタラクティブは、IoT時代でAI活用があたりまえになった世の中で、ビジネスを成長させるためのコミュニケーションのあり方を議論する「CNET Japan Live 2018」を2月27~28日にソラシティカンファレンスセンター(東京・御茶ノ水)で開催する。一部有料で、来場には事前登録が必要。定員は400人。
講演を20題、ほかAIを使った自動校正技術の特許出願を持つ朝日新聞社メディアラボなどによる展示コーナーも設ける。
2月27日16時30分~17時20分に開催する「B-4」セッションでは、HEROZ 開発部 リードエンジニアの山本一成氏と、プロデューサーの大井恵介氏が「人工知能はどのようにして名人を超えたのか、そしてこれからどうなるのか?~HEROZ Kishin AIの活用最前線~」と題した講演を行う。
羽生永世七冠や藤井四段の活躍により将棋ブームとなっている昨今、2017年春に将棋AI「Ponanza」が名人に勝利したことも話題となった。HEROZは、将棋AIの開発を通じて蓄積した、ディープラーニングを含む機械学習によるAI関連手法を固有のコア技術として事業を展開。そして山本氏は、Ponanzaの開発者としても知られている。
講演では、Ponanzaがどのように強くなり、名人に勝利したのかという話を通じて、将棋AIでの強化学習やディープラーニングの活用、将棋AIが将棋界にもたらした影響を説明しつつ、今後人間がAIとどのように関わっていくべきなのかを語る。また、HEROZのAI活用について、実際のサービス事例とともに紹介するとしている。
イベントのチケットは3種類。全セッションに参加できる「Premierチケット」は1万800円で、早期割引期間中は6480円となる(いずれも税込)。ほか、「学割チケット」が4320円、展示会場に参加できる「Generalチケット」は無料となっている。
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