サムスンがまもなく発表する次世代主力スマートフォンの画像とされるものを、VentureBeatのEvan Blass氏が公開した。同氏は、「Galaxy S9」と「Galaxy S9 Plus」だとしている。画像からは、デザインが「Galaxy S8」に非常に似ていることがうかがえる。Galaxy S8は2017年に発売されており、大画面と細いベゼルを特長とする。
Blass氏によると、新端末にはそれぞれ、5.8インチと6.2インチのSuper AMOLEDディスプレイが搭載され、デザインよりもコンポーネントのアップグレードに力を入れた製品になっている。米国と中国ではQualcomm製チップセット「Snapdragon 845」、その他の地域ではサムスン製SoC「Exynos 9810」が搭載されるという。
RAMとストレージは、Galaxy S9が4Gバイトと64Gバイト、Galaxy S9 Plusは6Gバイトと128Gバイトになるとされている。
Blass氏によると、いずれも12メガピクセルのメインカメラを搭載するという。F値を2.4と1.5の間で切り替えることが可能であるほか、「スーパースローモーション」の動画撮影も可能だという。前面には、8メガピクセルのカメラとステレオスピーカが装備されるようだ。背面の画像は公開されていないが、指紋センサを備えているという。
これまでのリーク画像から、Galaxy S9とGalaxy S8のデザインの大きな違いは、前面のカメラとセンサに関するものになるようだ。サムスンが、「iPhone X」に対抗する新しい顔認証機能について計画していることを示唆している可能性もある。
サムスンは先週、「Galaxy」の新シリーズをスペインのバルセロナで現地時間2月25日に開催するイベントで発表することを明らかにした。詳細はまだ公表されていない。スマートフォンのリーク情報で確かな実績を誇るBlass氏によると、Galaxy S9/S9 Plusは3月16日に世界で出荷予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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