HiMirror Miniは、CESに展示されたスマートミラーのなかで、遠からず市販される数少ない製品の1つだ。米国では2018年夏、249ドル(約2万8000円)で発売される予定で、Amazonのデジタル音声アシスタント「Alexa」が搭載される。つまり、Alexa対応のスマートスピーカと同じように、鏡に向かって音声コマンドを使えるということだ。タッチスクリーンになっている鏡面で、ニュースや天気予報などの情報を見ることもできる。
HiMirror Miniの機能で最も注目すべき点は、カメラと人工知能を内蔵していることだ。肌の状態を分析して、設定したスキンケアの目標を追跡し、使ってみた商品の効果を記録してくれる。
Verdera Voice Lighted Mirrorは、Kohlerによる新しいコネクテッドバスルーム設備シリーズの一角をなす製品だ。同シリーズは、Alexaの音声コマンド、あるいは新しい「KOHLER Konnect」アプリを使ってコントロールできる。その他の特長として、暗い中でもバスルームで動けるようにモーションセンサ付きの夜間ライトを備え、鏡の前に人が立つと照明が明るくなる。Alexa内蔵のVerderaは米国では3月の発売を予定しているが、価格については、まだ発表されていない。Alexaなしの現行モデルは798.7ドル(約8万9000円)から。
PhilipsがCESに出展したコンセプトミラーは、個人の健康管理ハブとして設計されている。将来的には、同社の他のWi-Fi対応製品、例えば体重計や歯ブラシ、シェーバーなどと連動して、ユーザーの健康状態を画面に表示するようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」