バンダイナムコエンターテインメントは1月22日、独自の視聴者参加型ライブストリーミングプラットフォーム「&CAST!!!(アンドキャスト)」を、2018年春から開始すると発表した。キャストとゲームを媒介し、双方向的なコミュニケーションを楽しめるという。このプラットフォームはスマートフォン向けアプリケーションとして配信予定となっている。
この&CAST!!!は「動画配信×ゲーム」をコンセプトとした動画配信サービスとしており、視聴者は自身のアバターを作り、動画視聴中に発生するゲームを、キャスト(動画配信者)や他の視聴者と協力しながら、挑戦して楽しむというもの。
クリアを目指し、視聴者は自身のアバターを強化したり、ゲーム内アイテムを入手するなどの楽しみ方もできるほか、キャストへコメントを送ったり入手したアイテムで共闘するといった機能も活用できるなど、「キャストと視聴者が一緒にゲームをすることで、双方向的なコミュニケーションを楽しめる新たな動画配信の楽しみ方の提案」と、同社ではうたっている。
このプラットフォームでは、「テイルズ オブ」シリーズが展開する「テイルズ オブ アンバサダーチャンネル」では、声優が登場しファンとともにシリーズについて語り合うなどファンコミュニティとしての楽しみ方を提供するほか、「ゴッドイーター」シリーズの展開も予定。
ほかにも新規IP創出の場としての活用も計画。全国の実在酒造銘柄を擬人化した「神酒ノ尊-ミキノミコト-」や、「刹界エイトレイド」「学園執事」など、さまざまな新規IPを動画コンテンツとして配信。この配信を通じてIPへの親しみを持ってもらい、キャストと視聴者が一体となってIPを育ていくことを考えているという。また動画チャンネル「876TV」で人気を博した若手俳優が活躍する「シェアハウCHU!」も、本サービス内で配信するとしている。
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