Uberは、ソフトバンクグループが率いるコンソーシアムとの間で、株式の20%を同コンソーシアムに売却する契約を米国時間1月18日に締結したことを認めた。CNBCによると、契約が正式に履行されれば、元最高経営責任者(CEO)のTravis Kalanick氏は、14億ドル(約1600億円)を手にするという。
Uberは2017年11月に、ソフトバンクの主導する契約が進んでいることを認め、100億ドル(約1兆1000億円)相当の自社株をソフトバンクに売却することに同意したと発表した。この契約に伴い、ソフトバンクが15%、他の投資家が5%の株式を取得する。
出資が正式に完了すれば、ソフトバンクはUberの筆頭株主になる。Uberによると、最初の12億5000万ドル(約1400億円)の出資は18日に完了し、2回目の売却に対する支払いは「Nasdaq Private Market」を通じて処理され、その日のうちに関係者に支払われるという。
今回の株式売却により、Uberの時価総額は約680億ドル(約7兆5000億円)から480億ドル(5兆3000億円)に減少すると報じられている。同社は今も、ベンチャーキャピタルの支援を受ける非公開企業だが、現CEOのDara Khosrowshahi氏によると、2019年までに上場する計画だという。
Uberによると、契約成立後すぐに、ソフトバンクはUberの取締役会に2人の取締役を送り込むという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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