「Dash」サービスの拡大を狙うAmazonが、「Virtual Dash Button Service」(VDBS)をリリースした。複数のコネクテッドデバイスからワンクリックでの再注文が可能な「Virtual Dash Button」をサードパーティーの画面付きデバイスで提供できるようにするSDKだ。
「Dash」プログラムは当初、消耗品を再注文するための物理的なボタンで提供されていた。Virtual Dash Button Servicesを追加することにより、Amazonは同社の消耗品補充販売を拡大することができる。
Amazonは、物理的なDashボタンの提供は廃止しない。Amazonによると、HP、Kenmore、3M Filtrete、Epson、Blustreamが「Dash Replenishment」プログラムに加わったという。
Virtual Dash Button Serviceは、仮想のDashボタン向けだ。サードパーティーはこのSDKを使用することで、ソフトウェアベースの再注文機能をデバイスの画面上に実現できる。「Amazon Prime」の会員はこのショートカットによって商品を再注文することができる。
現在、VDBSの使用を希望する企業はAmazonに電子メールで連絡する必要があるが、同プログラムは数カ月中に一般提供される予定だ。
LG、サムスン、WhirlpoolなどがVDBSの早期ユーザーとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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