新4K8K衛星放送コンテンツ、BD-R/BD-REで録画可能に--BDAが新ライセンス

 ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は米国時間1月8日、次世代放送向け録画用Blu-ray Disc規格のライセンス提供を開始すると発表した。録画用のBD-R/BD-REディスクに新4K8K衛星放送コンテンツを録画できる仕様になる。録画用Blu-ray規格の内容は以下の通り。

  • 新4K8K衛星放送ストリームを最大100Mbpsで録画・再生
  • オリジナル品質で8K放送の録画を可能とする、4倍速再生に対応した新規BD-RE XLメディアの導入
  • 従来のBD-R/BD-REメディアで4K放送をオリジナル品質で録画可能
  • 最大100MbpsでAVストリームを録画するための新しいファイルシステム仕様
  • 最大8K/60PまでのHEVCビデオコーデックと、HDR(ハイブリッドログガンマ方式)の追加サポート
  • MPEG4-AAC、およびMPEG4-ALS音声コーデックの追加サポート
  • 新4K8K衛星放送で導入されるMMT/TLV多重化方式への対応
  • 最新の著作権保護方式であるAACS2の採用

 録画用Blu-ray Disc規格のライセンス開始は、日本におけるBDレコーダーの普及率がプレーヤーの3倍に達していること、2016年に出荷したBDレコーダーの出荷台数が200万台を超えていること、日本では放送コンテンツを録画してアーカイブすることが一般的に行われていること、などを受け実施するもの。

 今回新たに導入するメディアも含め、BDXLディスクは、100Mbpsの8K放送の録画が2時間以上可能。また、ブランクディスクだけではなく、既にコンテンツを記録済みのBD-R/REディスクに対しても、新4K/8K衛星放送のコンテンツをディスクの空き領域に録画できるとしている。

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