サムスンは米国時間1月8日、 「SmartThings」アプリの提供を春に開始することをCES 2018で発表した。具体的な日付は明らかにしていない。
単一のアプリから全てのIoTデバイスを制御できる機能をユーザーに提供する。これまでのように、ガジェットごとに異なるアプリを利用する必要はない。スマートテレビやスマート洗濯機、スマートロックを全て1つのハブから制御できるようになることを想像してほしい。
スマートフォン以外の分野への進出を進めるサムスンは2017年10月、自社IoTクラウドを単一のプラットフォームに統合する「SmartThings Cloud」を発表している。
サムスンの共同最高経営責任者(CEO)を務めるH.S. Kim氏は報道陣向けカンファレンスでSmartThingsアプリの提供時期を発表し、新しいデバイスのセットアップが煩わしい作業になりがちであることを指摘した。膨大な数のIoTガジェットが存在するため、「コネクテッドデバイスの世界は未だに断片化されており、複雑だ」と同氏は述べた。サムスンの北米担当プレジデントのTim Baxter氏が壇上で述べたところによると、サムスンは年間5億台のコネクテッドデバイスを販売しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス