韓国のサムスンは現地時間12月29日、「Smart TV」の次期シリーズと、4K解像度のハイエンド液晶テレビ「SUHD TV」の2016年版は、「SmartThings」という同社のInternet of Things(IoT)プラットフォームに対応する予定だと述べた。
サムスンのスマートホームサービスに接続可能となれば、ロックやサーモスタットといった他のSmartThings対応機器を、テレビから単一のインターフェース上で制御できるようになる。
家の中に設置されたモーションセンサからポップアップ通知をテレビに送信することもでき、映画視聴のムードを作り出すためにリビングルームの照明の明るさを調節することもできる。
2014年に提供開始されたサムスンのSmartThingsサービスは、急速に成長するIoT業界における同社の中心的なプラットフォーム。IoTとは、より多くの機器や物体をウェブに接続する概念だ。ラスベガスで今週開催される家電見本市であるCES 2016において、IoTは大きな要素となる見込みで、大小多数の企業がスマートホームを対象とした製品をデモすると予測されている。サムスンにとってIoT業界は、同社製品とソフトウェアの開発における重要な役割を担う。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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