「Nintendo Switch」で使える64Gバイトのゲームカードを、2018年に手に入れることはできないようだ。
任天堂は、技術的な問題を理由にこの大容量カードの供給を2019年に延期するという。The Wall Street Journal(WSJ)が事情に詳しい複数の人物の話として、米国時間12月27日に報じた。WSJによると、任天堂はこれまで、2018年後半に同カードを発売すると述べていたという。
現時点でSwitch用のゲームカードは、最も容量の大きいもので32Gバイトだ。これが64Gバイトになれば、さらにデータを多用するゲームが可能になる。なお、Switchユーザーは、インターネットを介してゲームをダウンロードすることもできる。
Switchは、「スーパーマリオ オデッセイ」や「ゼルダの伝説:ブレスオブザワイルド」などの既に提供されているゲームによって好調のようだ。任天堂は3月の発売以来、1000万台のSwitchゲーム機を売り上げている。
筆者の同僚であるScott Stein記者によると、Switchは2017年の最高ガジェットであり、タブレット、スマートフォン、PCの今後の行方を指し示す「奇妙で斬新なアイデア」だという。同記者は、2018年には多数の企業が同じような賭けに出るだろうと予測している。
米CNETは任天堂にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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