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アクションカメラになる手のひらサイズ自撮りドローン「PITTA」--自動追尾撮影も

 ドローンの制御技術はかなりコモディティ化してきたようで、飛行の安定性や操作性が高いだけでは目立たない。手のひらサイズのドローンも珍しくなく、自動追尾機能で自撮りに使える小型ドローン「ONAGOfly」のようなプロダクトも存在する。

 そんな競争の激しいドローン市場で差別化するためか、アクションカメラになる小型ドローン「PITTA」が登場した。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


手のひらサイズの小型ドローン(出典:Kickstarter)

 PITTAは、直径170mmの球形をしたカメラ。単体で4K対応のアクションカメラとして使えるほか、プロペラの付いたドローンモジュールと組み合わせると自律飛行ドローンに早変わりする。重さは200gと軽く、日常的に持ち歩いたり、旅行に持って行ったりしても負担にならないだろう。


アクションカメラにもなる(出典:Kickstarter)
組み立ててドローンに、単体でアクションカメラとして(出典:Kickstarter)
組み立ててドローンに、単体でアクションカメラとして(出典:Kickstarter)

 ドローンモードの場合、ユーザーを自動追尾させて撮影し続けられる。ユーザーを中心に周回させる、360°パノラマを撮影させる、同じ場所で滞空させるなどの飛行モードも用意されている。

自動追尾で自撮り、アクションカメラでセルフィー(出典:Kickstarter)
自動追尾で自撮り、アクションカメラでセルフィー(出典:Kickstarter)

さまざまな飛行モード(出典:Kickstarter)

アームはドローン型のまま折りたためる(出典:Kickstarter)

 アクションカメラモードの場合は、球形のカメラモジュールだけを使う。底面に三脚用のねじ穴が設けられており、さまざまなマウントに取り付け可能。


マウントに取り付けて撮影(出典:Kickstarter)

 さらに、充電用のドックに置いておき、自宅などでセキュリティカメラとしても使える。撮影した映像は、無線LAN(Wi-Fi)経由でスマートフォンなどへストリーミング配信できる。


自宅など用のセキュリティカメラにも(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2018年2月3日まで。記事執筆時点(日本時間12月27日16時)でキャンペーン期間は38日残っているが、すでに目標金額5万ドル(約565万8500円)の4倍を上回る約22万1000ドル(約2501万570円)の資金を集めている。

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