SpaceXの最高経営責任者(CEO)でTeslaの創設者でもあるElon Musk氏は、SpaceXが1月に予定している「Falcon Heavy」ロケットの初打ち上げの一環として、同氏のミッドナイトチェリー色の「Tesla Roadster」(テスラ・ロードスター)を宇宙に送る計画だ。
デビッド・ボウイの「Space Oddity」を流しながら、「火星の軌道を10億年間」周回させる計画だという。
Musk氏は22日、写真のスライドショーをInstagramに投稿してその様子を公開した。Falcon Heavyと名付けられたSpaceXのスレートグレーのロケットの中央に配置されたRoadsterは真っ赤に輝いて見える。
Musk氏のベンチャー企業であるSpaceXは、Richard Branson氏のVirgin GalacticやJeff Bezos氏のBlue Originと並んで、月や火星への旅行を実現することを目指す数少ない民間企業の1社だ。Falcon Heavyロケットは、満席のジェット旅客機「ボーイング737」を軌道に投入できるだけの能力を備え、人間を宇宙に送ることを目的に設計されている。
今回のミッションは、人間を月に送るための布石とみられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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