ヤマト運輸は12月25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と両社サービスの相互連携を開始することに合意したと発表した。
今回、ヤマト運輸の宅配ネットワークとCCCの企画力を掛け合わせ、さまざまな社会課題の解決に向け、便利で快適な暮らしのプラットフォームを創出すべく、相互のリソースを活用したサービス連携を実施するとしている。
ヤマト運輸では、2018年4月より、Tポイントサービスを導入。宅急便の個人利用者は、荷物の発送や梱包資材の購入時にTポイントを貯めたり、貯めたTポイントの使用が可能となる。クロネコメンバーズサービスの利用でもTポイントが貯められるほか、2018年夏ごろからはクロネコメンバーズの利用者を対象に、オリジナルグッズとの交換も開始する予定。今後は、PUDOステーションの利用をはじめとする、新たな宅急便受け取りサービスの体験キャンペーンなどにもTポイントを活用するという。
CCCでは、2018年4月より、蔦屋書店およびTSUTAYAが運営する直営店舗の一部にPUDOステーションを設置。宅配便をいつでも受け取れるようになる。CCCによると、TSUTAYAの店舗やオンラインサービスとPUDOステーションとの連携をはじめ、PUDOステーションを中心とした近隣店舗との地域密着型サービスを企画することで、より便利で快適なライフスタイルの提案に取り組むという。まずは、柏の葉 蔦屋書店、TSUTAYA 札幌琴似店、TSUTAYA 長居駅前店で設置し、首都圏などの店舗でも順次設置店舗を拡大する予定だ。
今後は、両社ならではの事業展開を模索するにあたり、「新たなユーザー体験」「地域密着」「スマートフォン」を軸に、新サービスの企画・開発を手がけるという。
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