「シャドウバース」で優勝賞金1億円強のeスポーツ世界大会を開催へ

 ベルサール高田馬場で行われた「RAGE Shadowverse World Grand Prix」。ステージには3つの巨大モニタを設置。
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 ベルサール高田馬場で行われた「RAGE Shadowverse World Grand Prix」。ステージには3つの巨大モニタを設置。

 CyberZは12月24日、同社が展開している賞金制eスポーツ大会「RAGE」において、デジタルカードゲーム「Shadowverse」(シャドウバース)を使用し、海外からの選手も招いた世界選手権「RAGE Shadowverse World Grand Prix」をベルサール高田馬場で開催した。

 RAGEは、CyberZが主催する賞金制eスポーツ大会として開催。2015年に発足し、2016年1月に第1回の決勝大会を開催。以降さまざまなタイトルで大会を継続的に開催している。またシャドウバースは、Cygamesが提供するデジタルカードゲームとして2016年6月からサービスを開始。これまでもRAGEの競技タイトルとして採用されている。

 RAGE Shadowverse World Grand Prixは、シャドウバースを競技タイトルとして使用した初めての世界選手権。これまでのRAGEをはじめとする国内大会で優秀な成績を残した日本選手12名に加え、台湾、韓国、北米、欧州から各3名ずつを招待し、計24名が出場。優勝賞金は5万米ドル(約525万円)、賞金総額12万米ドル(約1260万円)が用意された大会となっていた。

 大会は23日と24日の2日間にかけて行われ、24日のトーナメントには8名の選手が進出。それぞれクラスが異なる3つのデッキを用意して試合を行う、BO5(Best of 5:5試合中3勝した選手が勝者)形式で進行。決勝は欧州(ポルトガル)から来日したAkamarured選手と、日本の紅茶/PaR選手で争われ、Akamarured選手が先に2勝したものの、そこから紅茶/PaR選手が3勝するという逆転劇によって優勝した。

 表彰式のなかで、シャドウバースを競技タイトルとした世界選手権となる「Shadowverse World Grand Prix 2018(仮)」の開催を発表。優勝賞金として100万米ドル(約1億1千万円)が用意される。2018年12月に日本で開催予定。今回優勝した紅茶/PaR選手をはじめ、全世界から24名を招待予定としている。

(※12月25日14時15分追記:メーカー側からの指摘により、タイトルならびに一部文面の修正を行いました)

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