高音質音源専門レーベル「ウルトラアートレコード」設立--オーディオ評論家が立ち上げ

 オーディオ評論家の潮晴男氏と麻倉怜士氏が、高音質音源専門レーベル「ウルトラアートレコード」を設立。第1弾アルバムの先行予約を開始した。

 潮氏と麻倉氏は、30年以上にわたりオーディオ評論家として活動。高音質音源の制作には、演奏家のパフォーマンスと録音する技術、さらに記録媒体が必須とし、最上クオリティの音源制作を行い、市場に届けるという使命の下、レコードレーベルと立ち上げたという。

 ワンテイク録音や、ピュアなハイレゾ録音、CDにはUHQCDを採用、アナログ・レコードには毎秒76cmのテープレコーダーによるアナログマルチトラック収録音源で制作、ハイレゾからCD、アナログレコードまでの提供など、音楽性と高音質にこだわっている。

 第1弾は、情家みえさんの「エトレーヌ」をジャズアルバムとしてリリース。UHQCD版で、税別価格は2778円。発売は1月17日。追ってリニアPCM192kHz/24bit、DSD11.2Mzでのハイレゾ配信や、BDオーディオ、アナログレコードなどでも発売する予定だ。

 UHQCDは、紫外線硬化樹脂による新開発の製法を採用したCD規格。原盤に忠実な音を再現できるとのこと。既存プレーヤーで再生できる。


「エトレーヌ」(UHQCD)

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