Amazonは米国時間12月14日、2年前に自社ウェブサイトから削除した動画ストリーミングデバイス2製品「Apple TV」と「Google Chromecast」の販売を再開することを明らかにした。どちらもAmazon独自の製品「Fire TV」と競合するデバイスだ。
Amazonの広報担当者は14日、米CNETの取材に対し、両デバイスの在庫補充計画に言及した上で、「当社がApple TVとChromecastを取り扱うことは事実だ」と認めた。
Amazonは米国向けウェブサイトに、Apple TVおよび「Apple TV 4K」の2モデルと、Google Chromecastおよび「Google Chromecast Ultra」の製品情報ページを追加した。これらのデバイスはまだ販売が始まっていないが、まもなく購入できるようになると考えていいだろう。
今回の方針転換により、特にAmazonとGoogleの間で激化していた対立は収束に向かう可能性がある。両社の対立により、Googleは先週、Amazon製「Fire TV」と「Echo Show」へのYouTubeの提供をやめると発表していた。
「当社はAmazonとの間で、共通する顧客の利益のために合意に達するべく、建設的な協議を進めている」とGoogleの広報担当者は14日に述べ、「近いうちに合意に達し、これらの問題を解消したいと考えている」とした。
Appleの担当者はコメントの依頼に応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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